特集
「ブルーフィールド」が届ける比謝川という遊びの舞台
沖縄本島で最大流域面積をもつ比謝川。説明を受けてそんなに大きかったんだと驚く。
住民にとってずっと傍にある比謝川が、観光地として発展している。
選べるアクティビティ、学べる施設
昔は薄暗くて少し怖いイメージもあった遊歩道も、今では綺麗に整備され、散歩コースとしてもたくさんの人々を楽しませてくれている。
施設も整えられ、夏休みの時期には家族連れ、9月は大学生、年末から春先まで修学旅行と、年間通して賑いをみせる。
カヤックに乗って夕日を見るツアーも人気で、水釜海岸の夕方はカヤックが並ぶ姿が町の景色となりつつある。
比謝川自然体験センターの中に入ると展示室があって、比謝川や嘉手納という地域の歴史や文化と共に、この地域の自然を壁画や模型で学ぶことが出来る。
比謝川は地形の特性上、風の影響を受けにくく、いつでも穏やかな波なので天候によっての中止が少ないのも魅力。子どもも安心して楽しめる。
嘉手納という場所も沖縄県の中心に位置しているので、観光のプランに組み込みやすく、立ち寄りやすい。
住宅街を抜けて到着する比謝川自然センターだが、カヤックに乗り込み、川に出ると、緑に囲まれた大自然の中に放り込まれる。「すぐ隣には人々の生活があるのに、体験できる自然がそこにあるというのもいい。」とツアーガイドマネージャーの玉城さんが話してくれた。
気さくなスタッフと楽しむツアー
川に出るとマングローブやガジュマルなど、大きな自然が迎えてくれる。様々な生物や植物に出会うことが出来、ひとつひとつガイドさんが丁寧に説明してくれるので沖縄の自然を存分に楽しむことが出来る。
ガイドをしてくれるスタッフの皆さんは、沖縄が好き、自然が好き、鳥や生き物が好き、植物が好きと集まってきた方が多く、「好き」を語ってくれるので、説明もわかりやすく、深い。
沖縄でのアクティビティとして楽しみたい人だけではなく、自然のことを知りたい人も満足度が高いのがブルーフィールドの強み。
比謝川の先にはクジラやサメも泳ぐ広い広い海に繋がっている。川の上で、そういう説明を受けると、自然の壮大さをより感じることが出来る。
施設もとても綺麗。
シャワー室が完備されており、サンダルなどの装備品も用意されているので手軽に、旅の途中でもアクティビティを楽しむことが出来る。
過去を学び、現在を感じ、未来を考える。
修学旅行生や団体のお客様向けに、平和学習クルーズも催行している。唯一、地上戦が行われた沖縄。現在も町の82%を米軍基地として使用されている嘉手納町。
米軍の上陸地であるこの地域に今も残る戦争の爪痕を当時の写真と比較したり、実際の場所に近づいてみたり。
この施設が作られた際にも、不発弾が見つかったそうで、「そういう場所で学ぶことにも意義がある。」と教えてくれた。
「実際に米軍機の爆音により説明が中断することも多く、嘉手納町の現実を体感することもまた、平和学習の体験ですよね。」と玉城さん。
過去を学び、現在を体験し、未来を考えることの出来る場所。
ブルーフィールドではカヤック以外にもサップなどのアクティビティの用意もある。ツアーのスタート地である比謝川自然体験センターには研修室や屋外テラスもあって、BBQなども楽しめる。
沖縄でのプランに合わせて立ち寄れる利便性と、自然大好きで気さくなプロのスタッフたちと共にアクティビティに挑戦できる嘉手納町のスポット。たくさんの方にここにしかない沖縄を体験してほしい。
blue fieldの詳細はこちらから。